私たちは「その人らしさ」を大切にし、心の通う人間関係を築けるように努力します。

人生の最終段階にある高齢者の方々をケアしていくとき、その方を知らなければケアを行うことはできません。その方の過去から今に至るまでを理解し、その人らしさとは何かを考えて信頼関係を構築しましょう。

信頼関係を築く最大の武器は笑顔です。笑顔には好意・歓迎・安心・承認・感謝・安らぎなどの効果があり、対人関係の基本です。

笑顔あふれる施設にすることはご利用者やそのご家族への安心をサポートすることにつながります。

私たち職員一人ひとりが、考え抜いて、やり抜いて、 そして引き出しましょう、ご利用者の笑顔と生きがいを。

私たちは、全職員が協力し良質なサービスを提供します。

良質なサービスとは何でしょう?  我々が考える良質なサービスとは、ご利用者とご家族が安心感と満足感を得ること。

そして「ここに入って良かった、ここを利用して良かった」と思ってもらえることだと考えています。

その為に必要なのは、職員一人ひとりが「思いやり」「気づき」を大切にすること。

ご利用者もご家族も職員が忙しそうだからと、言いたいことや頼みたいことも遠慮して我慢しているかもしれません。

そんな遠慮に気づいて、我慢を無くしていける環境を作りましょう。

ご利用者の「いいです」という言葉は肯定、否定、遠慮のどれなのでしょう? 聞き手である職員がどれだけ親身に聞いてくれるかご利用者にも伝わります。

「傾聴」しなければご利用者の真意は見極められません。

「傾聴」が出来ることで相手への理解が深まり、一人ひとりに合ったサービスが提供できるのではないでしょうか。

そしてもう1つ大切なこと、それは職場の仲間と協力するということ。私たちはいくら頑張っても一人だけで出来ることは限られています。

職員同士が協力しあい、お互いに切磋琢磨し、高めあって仕事に取り組む。

他の職員に対しても「思いやり」と「気づき」を大切にする姿勢。

そのような職場環境を作るには職員同士の挨拶・声掛け・笑顔が必須です。

固定観念にとらわれずご利用者の声に耳を傾けましょう。

常に何かを模索し、改善し、向上させる為に、ほんの一歩でいいから新しい取り組みを開始しましょう。

私たちは、地域との連携を強化し、社会に信頼される施設を目指します。

地域社会との連携・協力・交流・支援は、老人保健施設の大切な役割です。

我々は地域住民と交流し、医師や看護・介護・リハビリテーション・栄養課や支援相談員を擁する専門集団として、さまざまな相談に対応しなければなりません。

自治体や介護事業者、医療機関などと連携して、入所や短期入所、通所・訪問リハビリテーションのサービスを提供することで、ご利用者が住み慣れた地域で安心して在宅生活が続けられるよう私たちは最大限の支援をいたします。

信頼されること。

それはご利用者やご家族にとってのナンバーワン施設になることと我々は考えます。

そして私たちの施設をナンバーワン・オンリーワンと思ってくださる英世会のファンを着実に増やしていくことが、社会に信頼される施設に繋がるのではないでしょうか。

その為に私たち一人ひとりが、目標を一歩高く掲げ、日々研鑽に努め、高度な専門性と深い教養、豊かな人間性を備えねばなりません。

そして、一人ひとりが身につけた高い技術とまごころをご利用者に提供し、豊かで幸せな人生を送っていただけるよう支援することを通して、私たちは社会に貢献してまいります。