椅子タップダンス「心もからだもカトレアブギウギ」その⑭
9月4日(木) 今日は2階の方も下りてこられ、久しぶりに全員集合!
通所ご利用者からも「元気だったぁ」「にぎやかがいいよねぇ」と声をかけておられました。
入所フロアは感染症の関係で、すぐにストップがかかってしまいますが、3月から始まったこのサークルとしての一体感や仲間意識を感じて、うれしくなりました。
今日は理学療法士の職員から、椅子タップダンスの効果について話をしてもらいました。
1.身体的効果:足首や股関節の動きによる下肢筋力・柔軟性・持久力の維持向上、血行促進、むくみ予防など。
2.認知機能への効果:音楽に合わせた動作による脳の活性化(デュアルタスク効果)、記憶力・集中力・協調性・注意力の向上。
無理は禁物ですが、座ってするステップなので、さほど負荷もありません。楽しんで身体機能の維持や認知機能への刺激となればいいなぁと思っています。
ところがレッスンが終わってから、何人かのご利用者が、こんな効果があったというお話をしてくださいました。
「左肩の骨折で保存的なんだけど、寝返り打っても痛かったけど、タップダンスで手をしっかり振っているうちに痛くなくなったの!」
「朝、これを踊ると、今日もがんばろうという気になるの」
「(通所の方)家でよく転んでたけど、あまり転ばなくなったのよ。昨日ケアマネさんが来たからやっぱりタップやってるかなぁと言っておいたのよ」
うれしい感想です。一人ひとりの身体機能の向上の度合いなんか、数値的に図ることは難しいですが、それを聞いただけで、効果があるんだなぁとわかります。
もちろん全ての方ができるものではありませんし、得手不得手もありますが、このような感想を言っていただけただけで、続けてきた甲斐がありました。
(この2日後に、また2階でコロナ感染者がでたので、また2階の方は下りてこられなくなるでしょうね。ほんとに残念です)