🌂雨に歌えば、思い出の虹がかかる🌈~6月音楽療法~

「歌をいっぱい歌って空気を身体に取り入れてリフレッシュしましょう。梅雨のじとじとを吹き飛ばしましょう」
篠本先生の言葉で6月の音楽療法は始まりました。

合唱は以下の3曲です。
♪雨降りお月さん
♪瀬戸の花嫁
両方とも故郷を離れ、嫁入りに向かう女性の歌です。自分の人生を重ねておられるのか涙ぐむ利用者様もいらっしゃいました。
皆様がツリーチャームを瀬戸内海の白い波のようにキラキラと奏でると、その音色で思い出を照らしているようでした。

 

♪夏の思い出
歌うだけではなく尾瀬や水芭蕉、シャクナゲの写真を鑑賞しました。水芭蕉の花言葉は美しい思い出。楽しい時間を思い返すきっかけとなれば嬉しいです。

 

合奏の候補曲は以下の3曲です。
♪雨の慕情
♪有楽町で逢いましょう
♪長崎は今日も雨だった
利用者様がこの中から選んだのは…

涙に濡れる愛の歌、「長崎は今日も雨だった」でした。

チャフチャス(木の実の楽器)、ツリーチャーム、マラカス、太鼓、鈴など、それぞれの音を合わせて世界に1つだけのメロディーを作り上げます。
初お目見えのチャフチャスはカラカラ、と軽やかにリズムを刻みました。

 

歌の合間の篠本先生との語らいも心が弾みます。
「夏は好きですか?」問いに、「暑いから嫌い」「祭りが好きだから夏が好き」「海が好きだから夏が好き」と、皆様はそれぞれの想いを伝えてくださいました。