土嚢訓練をしました

今季、台風の発生数が例年より多いそうです。連日台風被害のニュースが報道され、胸が痛みます。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。

さて、カトレアは多摩川沿いの施設ですので、水害のリスクが心配されます。2019年の台風19号では、多摩川の氾濫が心配されましたが、この一帯は護岸設備もされたとのことで、思いのほか大丈夫でした。当日上から撮った写真ですが、こんな感じで怖い思いをしました。

カトレアでは2019年の台風のあと、多摩川からのもし浸水があった時にどう防ぐかを検討し、土嚢を使ってドアを防ぐ方法を取り入れました。

単純に土嚢を積み上げるだけでなく、ドアごとに業者に採寸してもらい、板なども組み合わせた方法でマニュアルも作りました。

①外からドアの隙間をガムテープで覆う。②土嚢を置くビニールをドアから二重に垂らす。③板でドアを押し付ける。⑤土嚢を積み上げる。て各ドア(15ヶ所)毎の水害対策のため土嚢を購入し、土嚢設置のマニュアルも作りました。

いざという時は、15ヶ所のドアを塞がないといけないので、訓練も定期的に行う必要があります。

8月9日水曜日、防災委員会による土嚢訓練を実施いたしました。残念ながらこの日は、台風様の雨でした。

実際のドアのところで土嚢を積み上げる訓練はできませんでしたが、壁をドアに見立てて実施いたしました。

30分程度の訓練でしたが、7回にわたって、60数名の職員が参加いたしました。

備えあっても憂いあり! ですが、こうした訓練で、設置方法などを点検して、いざと言うときに備えたいと思います。